海老原 有一

PROFILE

「海老原有一。……うん、よろしく」


名前:海老原 有一エビワラ アリヒト
年齢:20代(数えられていない)
職業:大学生→サンシャインビーチ職員(イバラシティ当時)
身長:178cm
特技:水泳、ポーカーフェイス
苦手:海、人の気持ちを汲み取って話す
異能:《心身殻繰キチンハート》、《水中呼吸》
出身:現代日本系(静岡)

異能の影響で感受性に乏しく、喋りもたどたどしい青年。
根は人の事が好きなようで、改善の努力はある。
胸の真ん中に、甲殻類の殻のようなハート形の物体が張り付いているのが特徴。
アンジニティに幽閉された当時で24,5歳だったが、
時間の感覚を失い、年齢は数えるのをやめてしまった。


《否定の世界》アンジニティに幽閉されつつ
どっこい生きていたところ、
「誰でもなんでもいいから助けて欲しい」
という声に偶然召喚されてしまったり、
ある日無人島に親友と共にナガされる事になる。

無人島で親友と共に過ごした1週間を経て
僅かながら感情と希望を取り戻した有一は、
脱出船に乗ってどこかへと旅立っている。


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【異能《心身殻繰キチンハート》】

心身を司る異能。

精神干渉系の異能や精神的ショックを
大きくシャットアウトするが、
感情表現が困難になる『心の殻』と、

甲殻と大きなハサミを纏い身体能力が向上するが、
逆に感情を抑え辛くなる『身体の殻』
特定の動作によってスイッチできる。

アンジニティに送られてから異能のバランスが崩れつつあり、
『心の殻』が優位になっている。
『身体の殻』にスイッチしても精神が安定しているが、
感情表現はより鈍くなっているらしい。

【異能2:水中呼吸】
《心身殻繰》と同時期に発現した異能。
水中でも呼吸ができる。
水質の影響は受けるためドブの中は結構無理。

この二つの異能が発現したのは、
海で溺れたことがきっかけらしい。

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【朴念仁?】


異能《心身殻繰》の影響で基本的に感受性に乏しく、欲が薄い。
普段から「今、自分はどんな感情を持っているのか」を思考してから発言するため、
『嬉しい』や『寂しい』など、感情にまつわる言葉を強調し、
結果として喋りがたどたどしくなる。
『快』『不快』『眠い』など原始的な感情であるほど察知はしやすいが、
真冬でも半袖半ズボンでいても平気なくらい環境に頓着しない、できない。

他人の感情を推し量ることも苦手。複雑な感情を抱かれても
それに気づけないか、十全に受け取れていないことが多々ある。
人の『好意』に気づけばちゃんと受け取った分返そうとするため、
ぎこちないながらに感情表現をしようとはしている。
これが逆に人間関係を大きく動かすことも……あったり、なかったり。



【魔に好かれる血】


両親は異能を持たず
退魔師や怪異についての記憶は持っていないが、
彼は海老原家の『魔に好かれる血』の好例である。

住んでいた場所が無差別抽選で
異世界からの侵略対象に選ばれたり、
その影響で多くの友人や後輩が
人ならざるものであった事が判明したり、
他にも侵略戦争内外で何か、とても、いろいろあったらしい。
異能が無ければアイデンティティクライシスを起こしていたこと請け合いの案件も多い。

だが決して血統だけの問題ではなく、
性格の問題も大いにある。
人よりちょっと優しく、人よりちょっと頼りになるが、
人よりちょっと鈍感ゆえに、『好かれやすい』のだった。




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【おまけ】

イバラシティに存在するヒーロー組織、
AAAエース》のメンバーでもあった。
幼い頃からヒーローに憧れていて、悪と戦い、
助けるべき人を助けたいと思っていた。

イバラシティとハザマでの経験から
勧善懲悪のヒーローとして大きく『挫折』を経験し、
自らヒーローを名乗ることはなくなった。

助けを求める人に、差し伸べる手の形が分からないヒーローに。
求められている形の救いを与えられないヒーローに、
救えるものは決して多くなかった。

それでも、いつかどこかで、自分のしたことが誰かの助けになっていたら。
そう思いながら、少しの約束を胸にまだ生きている。



ICONS

ARCHIVES

PLAYER MEMO

【すべてを話すと長ったらしいため、
参加ゲームの終了後の世界線でプロフィールを記載しています】

参加ゲーム:騒乱イバラシティ(テストプレイ~本篇:イバラシティサイド)
      暗夜迷宮(エイプリルフールネタ)
      シマナガサレ3.0

イラスト:春風(シマナガサレ3.0 顔グラ)
Author:ウミザリガニの背中