ロディ
PROFILE
男/182cm/23歳
運び屋の青年。フードを目深に被り、表情を窺い知ることは難しい。
幻獣ルルーを乗りこなす運び屋。
仕事は真面目にこなすが、人間不信ぎみで挙動不審。仕事中もフードを目深に被り、最低限の受け答えに終始する。一方で仕事の相棒でもある幻獣・ルルーの前では自然体で過ごし、控えめながらも笑顔を見せる。
■ 過去
いわゆる犯罪者集団の間で生まれ、悪事の片棒をそれと知らずに担がされていた。本来真っ先に切り捨てられるだろう赤子の彼が成長できたのは、先祖返りで宿った魅了の魔眼のおかげだろう。効果としては弱いものの、これのおかげで極端に手ひどい扱いは受けていなかった。
しかし13歳となったある日、親と引き離されたルルーの仔らを運ぶことになり、しかもそれが密猟の結果であること、自身が知らず犯罪に手を染めてきたことを知る。今までの行いを悔い、そしてルルーたちに同情した少年は、荷台ごと姿をくらましたのだった。
■ 魅了の魔眼
先天的に右眼に宿っていた力。先祖に夢魔や妖婦の類の血が入っているのではないかと考えられるが、効果としては『好ましく思われやすい』程度のものでしかなく、克己や鍛錬を積んだ冒険者相手にはほぼ効果がない。
ただし、耐性がない、誘惑に弱い等の人間は身を持ち崩す可能性があるため、眼帯で覆っている。
……なお、鼻筋の傷はこの魔眼を抉り出そうとした際に、手が震えてついてしまったもの。めちゃくちゃ痛かったので泣いたし跡が残った。