トリニティ

PROFILE

三位一体起死回生


全身


年齢:混ざってしまっているため不明。一応元々同世代ではあったようだ
性別:実は持たない。正確に言うと、黄色が中性(!)、青が女性、赤が男性と見事にバラバラなので、性別の付けようがないのである
身長:750cm(体高4m)
体重:7t
種族:融合魔竜(三体をひとつに混ぜられた生命体)
属性:光、水、火の複合
呼称(黄色):オイラ、ボクたち/キミ/あの○、あいつ/基本的に付ける、呼び捨ても可/友達口調
呼称(青):ワタクシ、我々/アナタ/あの○/~さん/丁寧口調
呼称(赤):オレサマ、オレら/テメェ/あいつ/呼び捨て/粗野口調
誕生日:「えーっと……あれ、いつだったっけ?」「す、すみません、忘れてしまいました……」「……どうでもいいだろ、ンな事よ」
血液型:混ざってしまっているため判別不可
趣味:特に無い
好きなもの:「オイラは「ワタクシは「オレサマ……って、おい!! ちったぁ待てよテメェら!」(……三つ首がそれぞれ主張し合って喧嘩してしまい聞き取り不可)
嫌いなもの:「お触り厳禁!」「触らないでほしいですね」「失せろ。友達ダチとか知り合いとか、こいつらだけで充分だ」

その意味は『三位一体』。三つ首に一つの身体。名は体を表す。

陽気な黄色、泣き虫な青、怒りん坊な赤、それぞれが独立した意識を持つ。
身体の主導権は普段黄色が持っているが、眠っている時など黄色の意識が無い間だけ、青は右半身、赤は左半身の主導権をそれぞれ取り戻すようだ。

首によって保有属性が異なり、赤が火、青が水、黄色が光となっている。
黄色は自身の光を雷に変えて攻撃に用いる事もあるため、たまに雷属性と誤解される。黄色は気にしていない。
青は水の副属性である氷も扱えるため、その戦い方はどこか冷酷無慈悲。普段泣いているだけにキレると怖い。
赤は火の副属性である雷も……扱えない事はないが、黄色のそれより大きく劣るため、あまり扱わないようだ。

彼ら(彼女ら?)に触れようとすると、黄色(の部分)は感電し、青(の部分)は凍結する(その後ふたりとも不機嫌そうな顔を見せる)。お触り厳禁。
赤はそもそも触れさせてくれない。首を退けたり引っ込めたり、キレたり火を吹いてきたりする。「オレサマに気安く触んな。頭イカれてんのか?」

それぞれの解説

☆中央の頭(センター・ヘッド)
主な呼ばれ方:黄色、黄色い首、真ん中中央の首
厳密な性別:中性(!)
属性:光
イメージカラー:黄色
性格:陽気でカラッとしているが、三つ首のリーダー格としてしっかりもしている
好きなもの:左右のふたり、賑やかな場所、お喋り、楽しい事、面白い事、おかしな事
実は:早起きが苦手な寝坊助さん。起きるのはいつも最後。何なら一番寝汚く、ギリギリまで粘ろうとする。

☆右の頭(ライト・ヘッド)
主な呼ばれ方:青、青い首、右の首
厳密な性別:女性
属性:水
イメージカラー:青色
性格:泣き虫だが意外と肝が据わっており、キレると一番ヤバい
好きなもの:中央と左のふたり、静かで落ち着ける場所
実は:早起きできるタイプ。いつも真っ先に起きる。寝坊助さんな中央に『圧』をかけて起こす係。

☆左の頭(レフト・ヘッド)
主な呼ばれ方:赤、赤い首、左の首
厳密な性別:男性
属性:火
イメージカラー:赤色
性格:怒りん坊で他者を寄せ付けない(……?)
好きなもの:「中央と右のふたり以外は無い」と言い張る
実は:寝ると必ず悪夢を見てしまうので、それが嫌だから寝ずの番を望んで引き受けている。







……あぁ、だけれど知っている。
三つ首の中でひとりだけ。
誰にも見せたくない『本性じぶん』を隠している。

――さて、うそつき・・・・は一体だぁれ?










※PL向けネタバレ注意

元々の竜種族について


〝何にも染まらない、という事は、何にでも染まれる、という事だ。〟 ――ある人間の発言より

進化竜『エヴォル・ドラゴン』。名称は英語の『進化』に由来する。

元々は一つの形だったが、生息する環境に合わせて様々な形に『変化(進化)』するという、極めて特殊な性質を持つ竜族。
彼らは周囲の環境の影響を受けやすい極めて不安定な遺伝子を持ち、様々な要因によって容易に突然変異する。
これを利用して、住み着いた場所に合わせて身体を『変化(進化)』させていく事で、その厳しい環境に適応していく。
そのため同じ進化竜でも、生息する環境によって外見や生態が異なってくる(骨格自体はそこまで逸脱しない)。
数は全体で見ると決して多くはないが、かといってそこまで少なくもない。適応力が非常に高い故だろう。
概ね幼体にまで成長すると遺伝子も安定していき、外見や生態も固定化されていくが、稀に環境に適応できず、幼生のうちに死んでしまう事もある。

……

トリニティが三位一体の融合魔竜として、拒絶反応が起こる事なく融合できたのは、三匹とも大本は同じ進化竜だったからである。






実は……

一見すると何の闇も抱えてないように見えるトリニティ。
だが、その中で最も深い、黒より深い闇を抱えているのは、いつも怒っている赤である
赤の心の闇は多い。そのひとつを挙げるとするなら『死にたくない』だろう。
黄色や青の存在があって自身を保っている節があり、このふたりを失う事を何よりも恐れている。
要するに赤が一番湿度が高い。ぶっきらぼうに怒る事でしか、自身を鼓舞できないのだ。
黄色は見た目通りカラッとしているが、青も意外と肝が据わっていて、内面の湿度はそれほどでもない。
一番凄いのは黄色。一番ヤバいのは青。言い方が違うだけで、簡単に言うとどっちも赤より強い。

三位一体・トリニティ。

黄色と青、二匹ふたりが居なければ、赤は独りじゃなんにもできない。
食べる事だって、寝る事だってままならないほどに。
黄色と青は、赤の、こうした弱い本性そくめんを知っている。
だけれど二匹ふたりは、ただ静かに寄り添い合うだけだ。
自分たちでは晴らせぬ闇を、誰かが晴らしてくれるまで。

――見えている表情かおが、全てとは限らない。

「……大人って、子どもを護る者でしょう?」

☆黄色は『陽気/きまぐれ』
『陽気』の黄色は一見子どものようで、中身はしっかり大人であり、『きまぐれ』の一面も持ち合わせている。だいぶかなり無責任で怠惰。

☆青色は『泣き虫/冷静』
『泣き虫』の青もなんだかんだしっかりした大人であり、『冷静』の一面も持ち合わせている。しかし泣き虫なのも本当なのでややこしい。

☆赤色は『怖がり/怒りん坊』
『怖がり』の赤は幼い子どものまんま精神の成長が止まってしまった。……そうなれば存外、『怒りん坊』を演じ続けるのは簡単だった。











――うそつき・・・・は、『赤』だ。

赤(の部分)に触れると炎上……はせず、ふさふさ、もふもふとした毛並みと、人間よりほんの少しだけ高い温もりを感じる事ができる

赤は……本当は、ふれあいが、好き

だけれど、どうしても他者という存在が怖いから。
つい、過剰なまでの『自衛』を取ってしまうのだ。

もし、心を許すまでに、交流を重ねられたなら。
それでも、本能的に少し怖がってしまうけれど。
その温かな赤い身体を、触らせてくれるだろう。





「知ってるんだ、いつまでも怖がってばかりじゃ駄目だって。だから……おれは、変わりたい」

ICONS

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Illustration:夜門堂シオン様
Author:Ronia