視覚情報処理能力の向上を目的とした強化手術の実験対象の一人。
ズベン・エル・ゲヌヒもこの一人。
生まれた時から15歳まで実験棟にいた。
実験を主導していた博士を父だと思っている。

12歳からグレムリンに乗り始める。
3年間強化手術の効果がどれくらいか測定しつつ傭兵として活動。

15歳のある時、実験が凍結。
アンタレスは自分が処分対象であることを知り実験棟から脱出、逃走。

傭兵のライセンスは停止されていた上、機体も置いてきたままのため11年間非合法な仕事をしながら他の訳ありの子供、孤児や同じ逃走した実験体と身を寄せ合って生きていた。
シャウラはその一人。

そしてゲーム開始から1ヶ月前ほど。
仕事を選び間違えた。
｢やらかし｣により、両足とそれまで身を寄せ合って生きてきた人の殆どを失った。
治療費と生きる為の糧を得る為に再び傭兵として戦うことになる。

目に特徴的な模様が入っているが、これは強化手術によるもの。
多分目だけじゃなく頭も弄られているが、それをアンタレスは知らない。

主な強化項目は反射神経、動体視力の強化だったらしい。
もしかしたらめちゃくちゃ追撃したり攻撃回数増加してるのはそういうことかもしれない。

アンタレスという名前は博士がつけたもの。
ズベン・エル・ゲヌヒは元々アルファ・リブラだったし星が好きだったか、思いを馳せていたのかもしれない。

実験ナンバーは21。