イドラ

PROFILE

白い闇が滴り落ちる


年齢:不明。地球時間のスケールからはみ出しているが、成熟しているような雰囲気はある。
性別:不明。欲求としては全性別を網羅しているので、当人はどれに当てはめられても問題ないと思っている。
体格:不明。「欲には底がない」が真であるなら、言葉通り無限にでかい。人間にぶつかっても銀河に頭突きしても「いたた」で済む次元にいる。

滴るような不定形の白い身体と、くるりと回る緑の目、上下に閉じる網状の瞬膜。
……と言う特徴を持った、やたらめったらでっかいの。

どこかの世界のイド(無意識・欲望)であり、スーパーエゴ(表層意識・秩序)の女神によって封印されている。
ほっとくとその世界の生物が秩序無視して欲望のままに行動し出すような影響を出すので、滅するつもりで秩序の女神がボコボコにし、
ついでに友達のフィンまで滅!したら、イドが生存放棄するくらい無気力になって生命体の大量自死が起こり、女神も慌てて封印に切り替えた。
イドの気分が持ち直すまで、女神全力の秩序と規律でガチガチに縛って自死を防いでいたので、かなり戒律の厳しい世界として発展している。
イドは自然発生した欲求の化身みたいなもので、秩序の女神はある時代の知性体が「我々は知性をもって自らを律し、欲望を捨てて生きるべきである」って志の元に作った人造決戦兵器じゃないかな〜。

壁抜けバグ起こすタイプの不滅者であるフィンは、封印状態のイドのところにもひょっこりやって来るので、封印と言う名の自宅引きこもりモードに近い。
イド本体は封印されても全く気にせずだらだら過ごし、ちょいちょい封印の外に欲求を溢したりもしている。
定期ゲームに出ているイドラ族というのが、この漏れた分。

◆劇場主のイドラ(享楽のイド)
年齢:不明。劇場の管理は半世紀ほど行っている。
性別:不明。エスコートすることが多いので、振る舞いはやや男性的。
体格:押しつぶされそうな巨体だが、天井部から現れるため、重量はない。
   緑眼の全長はおよそ20mで、劇場の主舞台が埋まるほど。そこから触腕を伸ばすと、文字通り劇場全域に手が届く。

ソレナリの廃劇場にいた個体。歌劇を始めとした娯楽が好き。

◆蒐集家のイドラ(選別のイド)

「ティティー! だ、だいじょうぶ?」
「身体の感覚が大変なことになっています」

年齢:不明。研究所に召喚されたのは半年ほど前。
性別:不明。力仕事を担当することが多く、少女たちを見守るように、やや父性的に振る舞う。
体格:牛より大きく、象より小さいくらいのサイズ。体長3m、体高2m、体重4tほど。

シマナガサレ2.5に漂着した個体。集めたり選んだりする行為が好き。

なんか怪しい研究所に召喚されてバラバラになり、「エンティティ-1.10」と識別名を振られていた。
触腕の先にある緑目が割れているのがバラバラになった名残り。
本来の名前はイドラなのだが、選別のイドである彼は、フィンから「ティティ」と呼ばれるのを
「他の個体とは違う扱い」として気に入ったので、そのままエンティティと名乗っている。

◇出没する場所
無人島にナガサレたり、お祭り騒ぎに誘われたり、フィンのボケにツッこんだりしている。

ICONS

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Author:ぼーろ