リアム・ワド=モウ

PROFILE

ヤンキーがいる……


年齢:提出書類上は18歳、高校2年生。誕生日を知らないので推定。
性別:男。
体格(偽装):身長は190cmと少し。体重は体重計が壊れる。魔法で偽装された場合は60kgほど。
体格(本性):牛ほどの大きさ。手足なしで体高150cm、体重1tくらいで、立ち上がると2.5mほど。

暗夜迷宮出身の人造怪異。
元は人間で、スラム育ちの孤児。無国籍。
地元のギャングに噛みついて追われることになり、密入国船に紛れ込んで日本に来て、そこでも反抗的な態度を取っていた。
最終的には人身売買組織に捕まって怪異研究所に売り払われ、被験体として怪異との合成実験を受ける。
後に脱走して潜伏していたところを、桔梗院下部組織の職員に見つかって、協力怪異として雇用された。
フィンとは怪異研究所にいた頃に知り合って、世話係として働いてくれるので殴らずにおいたら懐かれている。

陽桜市での異界事件が終わった後、上司たちから(良かれと思って)勝手に研究所へ送り返される話を付けられており、
自暴自棄になったリアムは、フィンから「一緒に、かえろう」と出された手を取って、異世界へと失踪した。
以降は割と人間目線のツッコミ役として、ちょいちょい異世界旅行に巻き込まれている。

「お前さあ、いっぺんで良いから、怪異の自覚持とうな?
 人間ってのは、そうそう密室抜けたり、異世界行ったりしねぇんだよ」

猫を被った方がいい時は、常時笑顔な人のいい青年を演じているが、本心ではないので結構うさんくさい。
素で喋る時はめっぽう口が悪く、スラングによる罵倒を多用するので、「お前、(*規制音/任意のスラング*)かよ」とセリフの大部分が規制を受ける。



陽桜市では、飲酒、喫煙、深夜徘徊と三拍子揃った不良だったが、飲酒と喫煙は単に不良のポーズとしてやっていただけ。
酒は「苦くて不味いし、アルコールもすぐ抜けちまうから、酔っ払って何が楽しいのかわからん」と顔を顰め、
煙草は「苦いし、煙が喉に纏わりつくのが不快。どこが美味いんだよ、こんなハッパ」と吐き捨てては、子供の味覚だなあと評されて舌打ちする。
実際のところ、アルコールもニコチンもすぐ代謝してしまうので、脳に快感として伝わらない。それで「単に苦くて不味い」と言う感想で終わる。
不味い癖に高いシュミだと思っているので、ポーズが必要なければ手を出さず、現在は口が悪いだけの不良になっている。

本人はそれなりに常識人のつもりだが、真っ当な社会経験がないところから、身体接触好きなフィンと暮らしたせいで、脱走後しばらくは対人コミュニケーションに相当偏見があった。
特に実験台として拘束されたり投薬を受けたりした経験から、他人に触られるのが生理的に大大大嫌い。
なのに、倒れている時にフィンがぺたぺた触りまくって手当てするので、変な風に耐性ができて、無意識に撫でたり触ったりする癖がある。
……と言う状態を、桔梗院下部組織に拾われた後で、「男子としてはあんまり健全な状態ではないかな……」と指摘されて、リアムは盛大に頭を抱えることになった。
「もしオレの性癖が歪んだら、確実にアイツのせい」とは本人の弁。

◆人造怪異:手足のない獣

「……チッ」

「(*規制音/複数の口が別々の悪態をつく*)」

普段は青年の姿に見せかけているが、怪異と合成された結果、出鱈目にこねくり回した肉塊の上に爬虫類めいた頭部が乗ったような姿になった。通称は肉塊ツチノコ。
肉塊のような身体からは、手足や目鼻口などを自由に生やすことができるのだが、あくまで「人体のパーツを増やせる」程度で変身のようなことはできない。
また、負傷した際の回復や、薬物を投与されてからの解毒作用などは、常人よりも遥かに早くなっている。
ちなみに、フィンの友達からは「手足のない獣」と呼ばれているが、合成された怪異は爬虫類である。

◇出没する場所
無人島にナガサレたり、パーティ会場に無許可で召喚されて文句を言ったりする。

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Author:ぼーろ