アルジェンティウス
PROFILE
吸血鬼になれてハッピーなおネエ
**◆あらすじ◆**
もともとは非常に病弱で、何度となく生死の境を彷徨うような経験をしたことのある、大魔術師だった。
戦いのすえ国の支配者となり「魔王」と呼ばれたのも束の間、「死」がすぐそこまで迫ってきていると知ったことで、
彼は突如消息を絶ち、表舞台から姿を消した。
人知れず不老不死の研究を進めるうち、吸血鬼に転生する秘術を完成させた彼は、戦いに明け暮れたその人生に別れを告げ転生。
新たに手にした永き「生」を堪能し、戦い以外の楽しみを探して世界中を彷徨うようになった。
そんなある時、異世界からもたらされたという宝玉の情報を得て、それを独自に入手し研究。
宝玉が放つ異世界由来の魔力を辿ることで《穴》をいち早く発見することに成功し、
それを塞ぎに来た「第508番救護部隊」と邂逅を果たす。
世界間を駆ける彼らの存在を知り居ても立ってもいられなくなった彼は、自ら強く志願し《バースセイバー》に加入することとなった。
<アルジェンの生い立ち>
常夜の国の44代目の王子として生を受けるはずだった彼は、その世界では不吉とされている双子として産声を上げた。
「国に害をなす」と予言されたため秘密裡に殺されることが決まったが、とある人物により匿われてスラムに逃げ延びることとなる。
病弱であった反面、絶大な魔力を秘めていたことや、青い瞳を持つという王家の特徴、
そして彼自身の記憶などから、成長と共にその素性が周囲の一部の者にも知られるところとなっていった。
王が逝去したとの知らせが国中を巡ると、それを機に王位継承権を主張するよう仲間に促された彼は、
言われるまま反逆の狼煙を上げ、何度となく死の淵に立ちながらも戦乱を勝ち抜き、ついには常夜の国の王座を奪うことに成功した。
あまりの強さに国民から「魔王」として恐れられた彼だったが、
王となった直後、それまで一緒に戦ってきた仲間たちが彼を戦争の兵器として使い捨てるつもりであったこと、
そして自身の余命が既に幾ばくもないことを知り、失意と絶望のままに、すべてを捨てて独り姿をくらますことになる。
行く当てもなく彷徨いながら、死を目前にした彼は、自身の生涯を独り振り返る。
彼はただひたすらに、「人として」必要とされたくて、仲間たちの想いに応えたくて、求められるままに戦ってきた。
「仲間たちのために戦うこと」
それが彼の人生のすべてだった。
しかし彼のその想いすら、仲間たちに利用されていたことを、人生の最期を目前にして突き付けられた。
全てを失った彼は放浪のすえ、幼少期を過ごしたスラムに戻る。
そこで、既に他界した最愛の人の想いに触れて、初めて心から「自分自身のために生きたい」と願うようになった。
その方法を探る中で辿り着いたのが、かつて常世の国に存在したとされる、吸血鬼という不老不死の存在だった。
吸血鬼を滅ぼしたのが、奇しくも王家の始祖であると知って自嘲しながら、彼は吸血鬼の記録が残る王家の施設を次々に襲撃。
機密情報のすべてを収集し、病床に伏せながらも研究を進めた。
研究成果と転生の秘術とを完成させた彼は、ついにそれらを結集して吸血鬼に転生し「死」から逃れることに成功。
戦いと「死」から解放された彼は、王不在の自国が混乱し崩壊していくのを横目で見ながら、
それまで触れることのなかった様々なものを満喫し、全力で自身のための「生」を堪能するようになった。
**◆人物概要◆**
かつては莫大な魔力を有していたアルジェンだが、転生の際にその大部分を消費しており、
残りの魔力も大半を生命活動に当てるようになったため、魔術師としては転生前より大幅に弱体化している。
しかしアルジェン自身は意に介していないようで、むしろ肉体を鍛えたり体力をつけたり、戦い以外の自己研鑽を積むことで、
今まで得られなかった様々なものを身につけられる達成感に満足しているようだ。
謎のおネエ言葉で話し、性別への頓着もないため男女とも愛欲の対象になり得るが、いずれも一時の遊びでしかない。
好みの男性のタイプは幅広いが、好みの女性のタイプは「壊してしまいたくなるような娘」らしい。
ちなみに、味覚は人間のままらしく、血液よりも美味しいご飯の方が楽しく頂けるらしい。最近は和食にハマっている。
+性格
どんな時も全力で「生」を謳歌しており、常に多幸感を抱いている。非常に好奇心旺盛で、楽しいことが最優先。
普通に接している分には気のいいおネエだが、
「生」を感じられるなら苦痛でも快楽でも等しく喜びに変換してしまう狂人であるため、一般的な価値観が通じないところがある。
根は非常に利己的で、残忍かつ冷酷。
いたずらに命を奪うことはしないが、相手を精神的に追い詰めて弄んだり、敵意を向けられて悦んだりするという倒錯者。
人間関係はいずれも表面的で、同じ部隊の仲間に対してもこれといって特別な感情は抱いていない。
その一方、きまぐれに世話を焼いたり手を貸したりすることもある、根っからの気分屋である。
今のところは《ダーザイン》に属していることを楽しんでいるため、一応協力はするし、重大な規律違反を犯すつもりもない。
部隊内では度々逸脱行為に至る要注意人物として扱われているが、概ね「そういうヤツ」という認識で馴染んできてはいるようだ。
+ 好きなもの
和食(お刺身LOVE) ステーキ 赤ワイン からいもの 甘いもの 強い者 綺麗なモノ 可愛いモノ 未知のモノ 流行りもの
+苦手なもの
機械 起きること 規則に従うこと
例に漏れずニンニク(味覚は人間のままなので味や匂いは好きだが、食べると蕁麻疹が出る)
銀(触れると火傷する。心臓に打ち込まれれば絶命する)
もともとは非常に病弱で、何度となく生死の境を彷徨うような経験をしたことのある、大魔術師だった。
戦いのすえ国の支配者となり「魔王」と呼ばれたのも束の間、「死」がすぐそこまで迫ってきていると知ったことで、
彼は突如消息を絶ち、表舞台から姿を消した。
人知れず不老不死の研究を進めるうち、吸血鬼に転生する秘術を完成させた彼は、戦いに明け暮れたその人生に別れを告げ転生。
新たに手にした永き「生」を堪能し、戦い以外の楽しみを探して世界中を彷徨うようになった。
そんなある時、異世界からもたらされたという宝玉の情報を得て、それを独自に入手し研究。
宝玉が放つ異世界由来の魔力を辿ることで《穴》をいち早く発見することに成功し、
それを塞ぎに来た「第508番救護部隊」と邂逅を果たす。
世界間を駆ける彼らの存在を知り居ても立ってもいられなくなった彼は、自ら強く志願し《バースセイバー》に加入することとなった。
<アルジェンの生い立ち>
常夜の国の44代目の王子として生を受けるはずだった彼は、その世界では不吉とされている双子として産声を上げた。
「国に害をなす」と予言されたため秘密裡に殺されることが決まったが、とある人物により匿われてスラムに逃げ延びることとなる。
病弱であった反面、絶大な魔力を秘めていたことや、青い瞳を持つという王家の特徴、
そして彼自身の記憶などから、成長と共にその素性が周囲の一部の者にも知られるところとなっていった。
王が逝去したとの知らせが国中を巡ると、それを機に王位継承権を主張するよう仲間に促された彼は、
言われるまま反逆の狼煙を上げ、何度となく死の淵に立ちながらも戦乱を勝ち抜き、ついには常夜の国の王座を奪うことに成功した。
あまりの強さに国民から「魔王」として恐れられた彼だったが、
王となった直後、それまで一緒に戦ってきた仲間たちが彼を戦争の兵器として使い捨てるつもりであったこと、
そして自身の余命が既に幾ばくもないことを知り、失意と絶望のままに、すべてを捨てて独り姿をくらますことになる。
行く当てもなく彷徨いながら、死を目前にした彼は、自身の生涯を独り振り返る。
彼はただひたすらに、「人として」必要とされたくて、仲間たちの想いに応えたくて、求められるままに戦ってきた。
「仲間たちのために戦うこと」
それが彼の人生のすべてだった。
しかし彼のその想いすら、仲間たちに利用されていたことを、人生の最期を目前にして突き付けられた。
全てを失った彼は放浪のすえ、幼少期を過ごしたスラムに戻る。
そこで、既に他界した最愛の人の想いに触れて、初めて心から「自分自身のために生きたい」と願うようになった。
その方法を探る中で辿り着いたのが、かつて常世の国に存在したとされる、吸血鬼という不老不死の存在だった。
吸血鬼を滅ぼしたのが、奇しくも王家の始祖であると知って自嘲しながら、彼は吸血鬼の記録が残る王家の施設を次々に襲撃。
機密情報のすべてを収集し、病床に伏せながらも研究を進めた。
研究成果と転生の秘術とを完成させた彼は、ついにそれらを結集して吸血鬼に転生し「死」から逃れることに成功。
戦いと「死」から解放された彼は、王不在の自国が混乱し崩壊していくのを横目で見ながら、
それまで触れることのなかった様々なものを満喫し、全力で自身のための「生」を堪能するようになった。
**◆人物概要◆**
かつては莫大な魔力を有していたアルジェンだが、転生の際にその大部分を消費しており、
残りの魔力も大半を生命活動に当てるようになったため、魔術師としては転生前より大幅に弱体化している。
しかしアルジェン自身は意に介していないようで、むしろ肉体を鍛えたり体力をつけたり、戦い以外の自己研鑽を積むことで、
今まで得られなかった様々なものを身につけられる達成感に満足しているようだ。
謎のおネエ言葉で話し、性別への頓着もないため男女とも愛欲の対象になり得るが、いずれも一時の遊びでしかない。
好みの男性のタイプは幅広いが、好みの女性のタイプは「壊してしまいたくなるような娘」らしい。
ちなみに、味覚は人間のままらしく、血液よりも美味しいご飯の方が楽しく頂けるらしい。最近は和食にハマっている。
+性格
どんな時も全力で「生」を謳歌しており、常に多幸感を抱いている。非常に好奇心旺盛で、楽しいことが最優先。
普通に接している分には気のいいおネエだが、
「生」を感じられるなら苦痛でも快楽でも等しく喜びに変換してしまう狂人であるため、一般的な価値観が通じないところがある。
根は非常に利己的で、残忍かつ冷酷。
いたずらに命を奪うことはしないが、相手を精神的に追い詰めて弄んだり、敵意を向けられて悦んだりするという倒錯者。
人間関係はいずれも表面的で、同じ部隊の仲間に対してもこれといって特別な感情は抱いていない。
その一方、きまぐれに世話を焼いたり手を貸したりすることもある、根っからの気分屋である。
今のところは《ダーザイン》に属していることを楽しんでいるため、一応協力はするし、重大な規律違反を犯すつもりもない。
部隊内では度々逸脱行為に至る要注意人物として扱われているが、概ね「そういうヤツ」という認識で馴染んできてはいるようだ。
+ 好きなもの
和食(お刺身LOVE) ステーキ 赤ワイン からいもの 甘いもの 強い者 綺麗なモノ 可愛いモノ 未知のモノ 流行りもの
+苦手なもの
機械 起きること 規則に従うこと
例に漏れずニンニク(味覚は人間のままなので味や匂いは好きだが、食べると蕁麻疹が出る)
銀(触れると火傷する。心臓に打ち込まれれば絶命する)