フェイリヤ

PROFILE

「魔法少女です。あなたとわたしの幸福の為、活動中の」


参加ゲーム:"Strings"(Eno.75)
綴り:Failure
年齢:少女と言える歳
性別:
身長:148cm
誕生日:2月27日
種族:人間
職業:魔法少女
一人称/二人称:わたし/あなた様→あなた
好きなもの:美味しい物/かわいい服/素敵なお話
嫌いなもの:冷たい床/一人ぼっちの時間

見窄らしいワンピースの下の肌には無数の傷跡が残り、目は虚ろ。表情に乏しく、固い喋り方をする人形めいた少女――だった。


『おいしい』の範囲がやたらと広いポンコツ雑食魔法少女。変なものを口に入れがち。浮遊する剣をマスコットと称して可愛がる。
今はもう傷跡は無く、目には光が灯っている。

代々炎の魔術を操り、要人へと仕えてきた家系に双子として生まれる。双子はたいてい一人では満足に魔術を使えない体質になる上に、知を重んじる魔術師達は獣を想起する多胎を忌む為、『フェイリヤ』と名付けられた2人は名字を名乗ることも許されず姉や両親達に虐げられ、例に漏れず片方が間引かれる運命にあった。

十歳の誕生日、『片方に致命傷を負わせるまで動く』命令を刻んだ使い魔に追われる間引きの儀式を受ける。2人で逃げ切ろうと片割れに鼓舞されていたが、途中で転び片足を負傷。死を覚悟するも、自身を庇おうとし飛び出した片割れがまともに使い魔の牙を受けた事により儀式は終了。これにより自身は不幸でなければいけないという強迫観念が強くのしかかるように。

虐めても反応が悪くなって飽きてきた、と姉はほぼ彼女を捨てる目的で『門』へと放り込む。自分の事を幸せにするように、と答えの無い課題を背負わせて。

草を食んでみたり、魔法少女になったり、人に無理やり名状し難いタコを食べさせようとしたり。
そうやって門の内側の世界で過ごすうちに、1人の男と出会う。数度悶着が起こるも、それでも手を握り抱きしめてくれた相手に心が揺らいだ。

恋心はまだわからずとも最終的に男と共に在ることを選び、『被虐待児』と『献身的』のフラグメントを書き換えてもらうため相手へ差し出す。
改変により無事に姉の呪縛も解け、ミダス家の一員として新たな世界で人生を歩み始めた。

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イラスト:やい様
Author:884