クレオス・シハーヴ
PROFILE
隻腕の庭の管理者
性別:両性(雌雄同株)
身長:3m
体重:385kg(新鮮重量)(※1)
種族:半動半植物型魔物『トリモドキバケモノアルラウネ(バケラウネ)』
職業:庭師
呼称:[ワタクシ(ガタ)/アナタ(ガタ)/アノカタ(ガタ)/~サマ(ガタ)/丁寧口調](発言不可能、主に筆談で『会話』を試みる)
誕生日:不明
血液型:不明(そもそも植物系の魔物なので、存在するかどうかも不明)
趣味:園芸(造園)
好きなもの:ティアマト(嫁)、お粥、支援、自然、知識を得る事、温もり
苦手なもの:火、寒さ(どちらも植物系の魔物なため)、孤独
頭の花に大きな一つ目、同じ種類の大きな花の下半身、そして、鳥の脚のような三本指の左腕を持つ、半動半植物型の魔物。(※2)
雑食性の捕食植物であり、太い茎に口がある。おまけに鋭い歯や舌も完備している。
それはそれとして葉緑素を持っているため、光と水と二酸化炭素があれば光合成できる。
頭の花にある目(強膜)は、尋常ではない強度を誇り、破壊する事は不可能である。
そんな目(胸膜)ほどではないものの、右肩に生えている葉も丈夫であり、多少の攻撃は受けられるようになっている。
花の部分は様々な色や種類があり、この個体は赤いカーネーションタイプのようだ。
喋る機能はないが知能が高く、物覚えや記憶力も良く、更には左手を器用に動かす事ができる。
戦闘力自体はそこそこだが、片腕のみでここまで有しているのはむしろ強い方である。
ある採集の異世界にて『大切な者』と巡り会い、愛する彼女のために、命の恩人が居た元の世界にさよならを告げた。(※3)
『バケラウネ』とは?
・一つ目の半動半植物型の魔物(頭の花に大きな目がある)
・目は尋常じゃないくらい硬く、よほど強い攻撃でないと破壊できない(というか理論上の話なので実質破壊不可である)
・花の部分は様々な種類がある(それ以外の造形は概ね同じ)
・鳥の脚っぽい細い腕を持つ(手は三本指、大抵は黄色くて線がある)
・下半身が花タイプのアルラウネ(頭の花と同じ種類)
・成体になると、最低でも3メートルと400キログラムになる(標準=平均は350センチと500キログラム)→産まれる時は子葉に目が付いている状態で芽吹き、幼体になると下半身の花に目が付いている姿になり、そこから成体になっていくにつれて上半身が生えてくる(変態する)
・歩く時は下半身の花の下にある根を使ってゆっくりと移動するが、走る時や獲物を狙う時は、更に腕を地に付けて移動するようになる(案外素早い)→その腕の動きが鳥の脚運びに似ているため、『トリモドキバケモノアルラウネ』とも呼ばれる
・茎が太く、そこに大きな口がある(捕食の際に露になる)
・雑食性(食虫或いは食人或いは吸血っぽい捕食植物)
・喋る機能はないが知能が高く、物覚えや記憶力もいい(執念深いとも言う)
・本体は頭の方である→首を切断されるなどで死亡すると、即座に全てが枯れ果てる
・熟練以上の個体のみ、どちらも完全に枯れて(死んで)なければ、胴(茎)から真っ二つにされても斬られた下半身を動かせる(緊急遠隔操作能力)
・闘争本能が非常に強く、よほどの実力差がなければ、獲物を見つけ次第襲いかかる
・同種族でも頻繁に闘争が行われている(醜悪な性格の個体が多く、即殺せず、痛みに苦しみ抜いた果てに死ぬよう、首ではなく胴を切断する)→当然ながら闘争に敗れた個体も存在する
・ただし、上半身のみでも捕食し続ければ=栄養を摂取し続ければしばらくは生きていられるため、そこから(枯れてなければ)己の下半身と合体し直して完全復活する事もある→更に、一度負けた相手に下剋上を果たす個体も存在する
・一応、葉緑素を持つ植物と同じく光合成する事もできるが、とにかく大きいため、より効率よく栄養を得るために、捕食機能も発達したようだ→が、合わせれば更に効率よく栄養を得られる
・上半身=茎(胴)に口があるため、栄養を摂取する術がない下半身が先に枯れやすい(上半身のみでは流石に長くは生きられない)→光合成だけでは傷を癒せない、癒しきれない
・己の下半身以外とは合体できない、そもそも遠隔操作ができない→必ず一対で組み合うようになっている
小説『ウタカタのハナ』での出来事
・種類はカーネーション、花びらの色は赤(本来のカーネーションとは異なる部分もある)、瞳色は薄く淡いピンク(黒目がち)
・左利きで、結構器用に物が持てる(すぷーんが持てる!)
・隻腕で、右腕がない(代わりに右肩から、肩当てのように大きな葉っぱが一枚生えている。こちらも丈夫)→思うところがあったのか、時間を掛けて生やしたようだ
・茎を一度切断されており、その切断された部分には根っこがしっかり絡みついている(糸で縫い合わせたような感じ)
・同種族に右腕を捕食され、下半身を切断された敗北者(生き延びようと、左腕と上半身のみで這いずって人里まで降りてきたが、衰弱が進んでいくうちに動けなくなってしまう)→相当萎れていたところを、当時しがない小説書きだった人間に見つけられる。当初はその人間を捕食するつもりだったが、そうするだけの力すらもなくなっていた。その人間からゼリー飲料を分け与えられたところから『変化(進化)』が始まる
・人間に(恐る恐るながらも)介護してもらった甲斐あってか、花のツヤは最上質のモノと相違なくなった→本来ならば歴戦の個体にしか見られず、また綺麗な形で残っている事も非常に少ない、大変珍しいモノである
定期『はっぱつみつみ』での出来事
・アポロジーサマから『クレオス』という呼び名と、ペンとメモ用紙を貰った。
・ドグラスサマから「気軽に過ごすと良い」と言われ、少し慎重さ(不安)が和らいだ。
・ミレイユサマから「大きいのに怖くないのはきっと、思いやりが見える方だからなのでしょうね」「とてもお優しい方」と言われ、心がよりあたたかくなった。
・ティアマトサマに過去を話したところ、「アナタはヒトの側に立つ者」「その生き方は、間違ってない。自分を大切に、正直になさい」と言われた。困惑したが、時間をかけて理解し、呑み込んだ。→正直に本音を吐露し、お互いに傷を遺した(下半身の葉の一枚、その先だけ焼けており、同時に穴がいくつも空いている)。→二人きりで話す中で、自己定義を確立させ、彼女の『大切』になる事を決意。元の世界から離れてでも、共に歩む事を約束した。
・ゴゴサマに『モノアイフラワ郎』と呼ばれ、ちょっとツボった。→グレードアップして『レッドモノアイフラワ郎くんZ』にされた。何?
・アイラサマに少し背中を押してもらい、(はっぱつみつみの世界の)冒険者カードを発行した。
おまけの裏設定
食べ物は食い散らかさない主義。時間を掛けてでも、食べ切るのを心掛けている。
なるべく残さないのは勿論の事、あまり溢さないように上品に食べる。
ほんの少しだけ、咀嚼する力が弱いので、柔らかい食べ物を好む傾向がある。
同種族の熟練個体に右腕を捕食され、下半身を一度切断された『闘争の敗北者』。
ICONS
ARCHIVES
PLAYER MEMO
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※1/乾燥(というか枯れかけ)重量かつ上半身のみの場合、たった2kgしかない。
※2/似ても似つかぬが、これでもアルラウネの仲間である。
※3/以前は元の世界で人目に付かぬようひっそりと生活し、稀に迷い込んできた者を人里まで送り届けたりしながら、平穏な日々を過ごしていた。











